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    私と演劇 4 『目立たない私、目立ちたくない私』
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       やっぱり演劇とこのまま別れるのは嫌だったので、親にもなんとか説得を試みて、大学を卒業したら、演劇の養成所に入ることに決めて、上京することにしました。
      「役者になりたい、職業として、俳優になりたい。」とはっきり言い切れる自信もなく、そんな実現できるイメージをしっかり持ってはいたわけではなくて、本当のところは、芝居が好きでまだ続けてみたいというのが、当時の心境だったのかな。

      自分を表現する手段として、演劇を選んだ訳だけど、現実問題、親の反対を押し切って上京した手前、早く貧乏生活、バイト暮らしからは抜け出したいっという、ごもっともな理由をこじつけて、稼げるようになりたい、売れたいなぁとは表面上では、ずっと思っていました。


      初めての東京暮らしは、「演劇の街」下北沢に程近い、世田谷区三軒茶屋。
      風呂なし、トイレ玄関共同の四畳半アパート。
      家賃2万9000円。

      気付けば10年間、住み続けていました(苦笑)

      最初の一年間、新劇系の某養成所で学び卒業し、某劇団のオーディションに合格。晴れて劇団員になれて、泣いて喜んだもののの。。。そこからが、本当辛かったかなぁ・・・

      目先の評価に囚われて、本当に演劇が楽しくなくなってしまった。

      •  出番が少ない
      • 台詞が少ない
      • 色っぽくない
      • 格好よくない
      • 面白くない
      • 演出の要求に対してすぐに動けない
      • 自己アピールできない
      • 気が利かない
      • 世当たり上手じゃない

      ・・・・負のスパイル(苦笑)
      頭の片隅で、「どうせ私なんか。。。」って呟きがハッキリ聞こえるようになったのも、この頃。

      全然、特別でない、埋もれて目立たなくて、忘れられていく自分がとても耐えられなかった。
      ま、今となっては、全て自分が作ったことなんですけどね♪

      コメディ劇団だったのに、人の演技を見て笑うなんてこと、全然出来なくなってて
      どんどん砂を噛むような感覚で、演劇と接するようになってました。
      自分の辛い感覚を麻痺させることで、なんとか劇団の稽古にも参加できてました。

      お昼から夜の22時まで稽古尽くし。
      一度も出番がないまま、稽古終わりに皆なの灰皿を片付ける仕事が、とても空しかった。
      それと、同時に、このまま私の出番なんか来なきゃいいのに。。。と演技する自分を怖がるようにもなってました。

      下北沢から茶沢通りを歩いて三軒茶屋へ向かうと、その当時、稽古帰りに黙々と帰ってった心境が今でも甦るって言うかね。。。

      帰宅して食べるだけが、唯一現実を忘れられるっていうか。

      度を越して、過食嘔吐もしてました。
      食べたら食べた分だけ満たされた気がして、
      でも、すぐに胃袋は満タンになる
      でも、まだまだ満たされたいから
      とりあえず吐いて
      また食べ物を口に運ぶ行為の繰り返し

      ま、食べ物全部は吐ききれないので
      結局太る羽目になり
      入団して10キロくらいは太ちゃいました!!
      どんどん太って行くので
      残念ながら、誰も悩んでるって心配してもらえず(苦笑)

      これぞ本末転倒。。。

      そうこうして、3年も経つ頃、ようやく劇団を辞める決心が付きました。
      大きな劇場の舞台に立てて、ノルマなし、ギャラも少ないながら出る待遇の、演劇界ではネームバリューのある劇団なんて早々ない。だから、その高条件を手放すのが、とても怖くてなかなか踏み切れずにいました。だって実際、劇団内でいろいろな自分の葛藤があったとしても、外部から「あそこの劇団員になれるなんてすごいね。」って言われたりするような、周囲の薄っぺらい評価の方が自分にとっては最後の拠り所でもあったからなぁ、今にして思えば。

      結局、2000年に退団。28歳になってました。

      ま、劇団を辞めても、芝居はまだ諦め切れず・・・
      またまた、ゼロからのスタートを切った。
      (続く)

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      カテゴリ:【私と演劇】 | 07:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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